So-net無料ブログ作成
検索選択
前の10件 | -

新サービスの記者発表会を行いました(2016年10月19日)


皆さん、大変ご無沙汰しまして申し訳ございません。
本ブログを書くのも、3月から約半年ぶりになります。

思いっきり言い訳になってしまいますが、
その間ずっと寝る間も惜しんで新サービスの立ち上げに奔走していました。

その新サービスは、AI技術とデータマネジメントを融合させた新しい概念を世の中に生み出すものです。
本日AI技術支援を受けて共同開発したNTTデータ技術開発本部との記者発表会を行いました。
※ちなみに、本日10月19日は当社株式会社リアライズの設立15周年記念日でした!

DSC_0094b.jpg
 
では、どんな新サービスを発表したのか・・・
顧客リストのAIマッチング&クリーニングサービス-『Data-Master(データ・マスター)』です。

企業で管理している顧客リストといえば…

 ●郵送DM用リスト  ●FAX-DM用リスト 
 ●メール配信リスト(メルマガ会員リスト)
 ●販売管理システムの顧客リスト
 ●SFA/CRMの顧客リスト …等

活用目的別や部門別、場合によっては担当者別でバラバラに管理されているケースがほとんどです。

リストを統合しようにも、コード体系が異なっていたり、
表記ユレや略称表記等で、法人顧客を一意に特定することができません。

そのため、
「昨年1年間行ったイベントの来場者で商談まで結びついた企業は何社あって、どういう顔ぶれなのか?
結果的に、商談から受注まで結びついたのか?」
といった極めて基本的な情報を正しく把握することができません。

“お客様の法人”を一意に識別できないと、
今急速に普及しているマーケティング・オートメーションツールも有効に機能しませんし、
注目されるキーワード-ABM(Account Based Marketing)なども”夢のまた夢”です。

しかしながら、バラバラな顧客リストを統合するには属人的な照合作業がどうしても必要になるため、
企業内でなかなか進んでいないのがこれまでの現状でした。

この課題を解決するのが『Data-Master』です。

NTTデータのAI技術と、リアライズの長年独自に蓄積したシソーラス、AIに対して教師(正解)データを与えるデータマネジメントのノウハウを結集し、1つひとつ人が目で見るようなマッチング&クリーニングデータ処理を、高速かつ自動的に行うことできることを最大の強みにしています。
※NTTデータとリアライズが行った検証結果では、平均で8割以上、場合によっては9割以上のマッチング率を出すことができています。

私は「紺屋の白袴(=自社グループの中でも使われないような商品を売ること)」がとにかく嫌いなため、まずは本日トライアル開始からNTTデータグループ主要企業への導入を進め、しっかりと効果の検証や運用の定着化、リーズナブルな料金体系の検討などを進めていきます。
※既に3社のグループ企業がトライアル導入を決定しています。

その上で、1月以降に改めて正式なサービス開始ならびにパートナーリング政策などの詳細について、皆さまにお伝えしていきたいと考えております。
また、今回発表したAIマッチング&クリーニングサービス-「Data-Master 01(ゼロワン)」以降、「02(ゼロツー)」「03(ゼロスリー)」などの付加価値サービスを順次追加し、さらにシステム間での自動連携APIの追加などを進めて参りたいと考えています。

自分自身もワクワクしていて、書きたいことが山のようにあるのですが、長くなってしまいますので一旦このくらいにして、
詳細はプレスリリースをご覧いただけたらうれしいです。
 

私たちはこの「Data-Master」を通じて、日本のBtoBマーケティングを盛り上げていきたい、データを活用する“価値”や“楽しさ”を、より多くのお客様に実感してほしい、そう心より願っています。

今回設立15周年記念日に晴れて新サービス発表が成就しましたことをご報告するとともに、リアライズの「Data-Master」を応援していただけますよう、今後とも宜しくお願い申し上げます。

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

【リアライズ通信(201603)】 [仕事]

データマネジメント2016~JDMCカンファレンスは大盛況でした!
 
 
2016年3月11日(金)、目黒雅叙園にて、年に一度のデータマネジメントの祭典-『データマネジメント2016~データ駆動こそがビジネスを創る~』が開催されました。


5年目を迎える今回も、前日の天気予報で雪の心配までされる中、また早朝から冷たい雨が降っていたのも拘わらず、約1,000名弱にも及ぶ多くの方々にご来場をいただきました。
年度末のご多忙のところお時間を工面してご参加くださったすべての皆さまに、心より御礼申し上げたい気持ちでいっぱいです。
 
 
朝8:30~は、JDMC会員企業の有識者による「データマネジメントの基礎や最新技術動向などをお伝えするアーリーバードセッション」。本質論や基礎から学びたいという聴講者向けに用意されたこのチュートリアルは、他とは異なるJDMCカンファレンスの「個性」となっているのではないかと考えます。
 
※私大西もアーリーバードセッションで、『データマネジメントの本質から探る、データがもたらす「光」と「影」』と題して、講演させていただきました。朝早くから聴講くださった皆さま、本当にありがとうございました。
 
01.jpg 
 

9:30~は、日本GE 熊谷社長による「Future of Work~次世代型製造業を目指すGEの挑戦~」と題した基調講演。
これまでの製造業の枠組みを超え、自らが保有する膨大なデータを駆使して、デジタル・ソリューションカンパニーに経営トップから率先して生まれ変わろうとしている姿についてご発表いただきました。
聴講されたITベンダーの方々は、大いに危機感を持たれたのではないでしょうか。

10:25~は、JDMCがデータマネジメントにおいて他の模範となる活動を実践している企業・団体等を表彰するデータマネジメント各賞の表彰式を執り行いました。
 
大賞にはセブン&アイ・ホールディングスのオムニチャネルの取り組みが選ばれ、特別賞:独立行政法人情報処理推進機構、データ統合賞:コメリグループ/ビット・エイ、村田機械、データクオリティ賞:楽天、データ基盤賞:IHI、メタ・データガバナンス賞:東京証券取引所、アナリティクス賞:イオンイーハート、リバイス合同会社、先端技術活用賞:日立製作所、という、蒼々たる受賞企業各社の推進責任者の方に表彰式へご臨席いただきました。
 
表彰式では、セブン&アイ・ホールディングスの最高情報責任者(CIO)鈴木康弘様からご挨拶があり、受賞のお喜びの声を語っていただけたのは、本当にうれしかったです。
 
02.jpg 
 
※早速、翔泳社さんにも記事で取り上げていただきました。

表彰式後にベンダー企業セッションが4トラック(インフォマティカ、ドーモ、テラデータ、SAP)、ユーザー企業の取り組み事例セッションが4トラック(ブリヂストン、ヤンマー、IPA、みずほ銀行)とつづき、さらに、お昼はスポンサーのランチセッションが同じく4トラック(リアライズ、日立製作所、ランドスケイプ、Tableau)開催されました。
まさにデータマネジメントの世界に広く深く触れることができる濃厚な時間は、JDMCのカンファレンスならではだと思います。

※弊社データマネジメント事業統括部 マネージャー 田畑より、『データ品質と費用の最適バランスを伝授~目的別にデータ品質改善プロセスを考える~』と題したランチセッション講演を実施させていただきました。こちらも多くの方々にご来場いただきまして、心より深く御礼申し上げます。

ランチセッション終了後の13:20~、「リクルートAI研究所が進める”データマネジメントの民主化”」と題して、Recruit Institute of Technology推進室長の石山洸様より午後の基調講演。
本邦初公開で、Googleの人工知能とデータマネジメントのトップ研究者であったアドバイザリーのビデオ出演があるなど、サプライズ演出があったり、「ここまで来ている、マシンラーニングの今」を肩ひじ張らずにご紹介くださいました。
 
 03.png
  
午後の基調講演後には、ベンダー企業セッションが4トラック(スマートインサイト、データ総研、インフォテリア、富士通)、ユーザー企業の取り組み事例セッションが4トラック(マクニカネットワークス、ダイハツ工業、ローソン、ガリバーインターナショナル)、引き続いて、ベンダー企業セッションが4トラック(東洋ビジネスエンジニアリング、Yellowfin、ネットアップ、Pivotal)、ユーザー企業の取り組み事例セッションが4トラック(KDDI、IHI、丸井グループ、トヨタIT開発センター)、17:40までたっぷり、データマネジメントが根底にあるIoTやオムニチャネルの取り組み実践事例が発表されました。

最後にカンファレンスの締め括りとして、17:50~の30分は「JDMC研究会からの活動成果発表会」を今年初のチャレンジとして行いました。
 
 
会場が満杯になって立ち見のセッションも多く出ており、目黒雅叙園はこの日1日中熱気に包まれていたのではないかと思います。
今年のカンファレンスの傾向を総括すると、これまでの過去数年間は「こういう計画を立てて、今後取り組んでいく構想である」「今、実践に取り組んでいることろだ」という計画中、進行中の発表が多くあったのですが、今回は「実際にやってみて、こういう成果があった、この辺のところが難しかった」といった形で、取り組みがより実践的であり、具体的なビジネスの結果につながっているという印象を強く受けました。
聴講者の皆さんも「勉強に来ました」という眠そうな目ではなく、「自社に持ち返っていかに実践していくか」という真剣な眼差しを感じました。

システムのライフサイクルより、ずっと長いライフサイクルを持つデータを、『使える状態』に維持・進化させていく営みがデータマネジメントであり、一朝一夕には社内や社会に根付かない本質的な課題を携えています。
だからこそ、弛まず、決して諦めず、こうした活動を継続させ、進化させ続けることがJDMCの使命である、そうした思いを改めて再認識いたしました。

今回ご来場いただいた皆さまの中で、まだJDMC会員でない方がいらっしゃるようであれば、是非ともご加入の検討を頂戴できますとうれしいです。
必要に応じて、団体概要や活動内容のご紹介にも喜んで伺いますので、お気軽に事務局までお問い合わせいただけますよう何とぞ宜しくお願いいたします。

最後に末筆となってしまいましたが、お忙しい中ご講演発表を快諾いただき、その準備にギリギリまで潜心くださったスピーカーの皆さま、ご協賛やご後援をくださった各組織・団体の皆さま、お忙しいお身体にもかかわらず執務の合間を縫って駆けつけて下さったデータマネジメント各賞の受賞者の皆さま、半年以上も前から講師のタッピング等にボランティアで奔走してくれたカンファレンス準備委員会の皆さま、毎年選定に思い悩むデータマネジメント各賞の評価に携わってくれた表彰部会の皆さま、年度末の業務繁忙時期に研究会発表プレゼンや告知資料を準備してくれた研究会リーダーの皆さま、そして、カンファレンス運営の裏方として支えて下さった事務局・関係者の皆さま、すべての方々のお力添えと後ろ盾があったからこそ、この大きな意味のあるカンファレンスを成功裏に完遂させることができました。

この場を借りて、心より御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

そして、この歩みを力強く進めていきましょう。データをビジネスのチカラにするために!

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

【リアライズ通信(201601)】 [仕事]

2016年を迎えて
 
新年、あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
新年も宜しくお願いいたします。
皆さまにとって幸多き年になることを祈念しております。
 
『Make IT Real Business』
~ITを真にビジネスのために役立てるには、その中の「血液」であるデータを的確にマネジメントしなければならない~
という企業理念のもと、当社は創業から一貫してお客様の情報活用を支援するトータルサービスを提供して参りました。
 
ビジネスとITをデータでつなぐデータマネジメントという考え方が、ビッグデータやIoTといったキーワードの響きとは異なり、地道に着実に浸透しつつある感があり、そうしたマーケットの流れを受けてリアライズは安定した成長軌道を進んでおります。
 
しかしながら、まだ我々の取り組みが「市民権を得ている」というレベルではありません。
その本質に気付いた「勝ち残る」企業・組織のごく少数のビジネスリーダーたちが、艱難辛苦を超えて一歩を踏み出しはじめているのが現状と認識しており、私たちは引き続き、そうしたリーダーたちの懐刀、武器としてお役に立って行きたいと考えております。
 
また、これまで積み重ねてきたことを地道に弛まず継続することと合わせて、当社はこの2016年に新たな二つの方向性の取り組みを検討していきたいと思います。
 
一つ目は、適切なデータ管理・運用と「達成したい目的」とをもっと密接に近づけたソリューションを開発したいと考えております。
目的なきデータマネジメントなどは本来有り得ませんが、その距離が離れてしまい、たとえば「MDM(Master Data Management)システムを導入すること」、つまり手段が目的化してしまうケースが未だに後を絶たないと認識しています。
マーケットへの展開の仕方や販売方法なども含めまして、これまでの当社のアプローチにない概念を取り入れていくことにチャレンジしたいと考えております。
 
また二つ目は、ある業界に特化していたり、特定ジャンルの企業層のニーズ/シーズに合った「データを中心とした新しいビジネス」の提携依頼が、昨年からとみに多く当社に持ち込まれるようになりました。
 
当社は創業以来、『 Data-Centric Business Innovator 』~情報を集約する、情報を加工する、情報を整理整頓する、情報を分析する、情報を検証する、情報をデリバリーする ・・・私たちは、情報を中心とした新しい仕事をプロデュースし、お客様業務の効率化・高度化を提案し続けます。~
という企業ビジョンを掲げております。
 
改めて、この原点に回帰し、データを中心とした新たなビジネスのプロデュースに向けて、提携・アライアンス、場合によっては共同出資等の手段をもって、新年は積極的なチャレンジを行っていきたいと決意しております。
 
『ビジネスとITをデータでつなぐ』

当社のゆるがない企業理念を継続しつつ、的確にマネジメントされたデータの価値、経営の武器としての力をもっと、もっと多くのお客様と一緒に実現していきたいと願っております。
本年もどうぞ、宜しくお願いいたします。
 
2016年1月1日
株式会社リアライズ
代表取締役社長
大西 浩史

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

【リアライズ通信(201511)】 [仕事]

杭データ改ざん事件に寄せて~ストップ!データ軽視~
 
 
昨今の杭データの流用・改ざん事件が連日のように報道され、社会問題にまで発展しています。
データマネジメント事業に携わる経営者として、また、(社)日本データマネジメント・コンソーシアム[JDMC]の発起人、事務局長として、決して看過できない事象であり、本日はそのことについて考えを述べたいと思い詰め、このたび筆を執った次第です。

人生における最大の買い物といわれる大切な自宅マンションの杭が固い支持層まで届いているかどうかわからない-
そうした不安に駆られている住人の方々の気持ちを思うと、一消費者として本当にやるせない気持ちになります。

一体、なぜこんなことが起きてしまったのか・・・?

-多重下請構造の業界が悪い
分譲マンションの完成前に全戸を販売し終える「青田売り」という日本独自のシステムが悪い
-余裕のない工期を下請けに押し付けているから悪い

マスコミ等では様々な論調がさかんに喧伝されていますが、私はこの辺の原因については業界人でもなく、門外漢のため、何の意見もいえません。

ただし、データマネジメントの専門家から言わせていただければ、問題の一端は「データを軽視する社会の姿勢」に起因しているのではないか。
データを大切にする文化、データマネジメントが欠落してしまっていたからではないか、と確信しています。

実際にはちゃんと工事がなされ、支持層に杭が到達しているにも関わらず、「データが正しくその状態を反映していない」がために、「ファクト(事実)がわからない疑惑な物件が数多く発生してしまっているのではないか。
現場で工事を行った方々は適切にお仕事をしたのに、その怪しい「データ」が住人の方々や販売した企業、工事した企業のすべての人たちを不安の淵に追い落としてしまう。

本質的には「消えた年金記録問題」と同じ根っこの問題ですが、これだけ「データ」とは恐ろしい「凶器」にもなり得ることがはっきりと示されていると思います。

忙しい現場では、常にこういうことが起こっています。

『納期も迫っているし、別件のデータをコピーしてもばれないだろう』
『一からデータを作り直すのは手間がかかるし、誰も見ないだろうから、類似のデータを少し変えて流用しよう』
『実際にはちゃんと仕事しているはずだから、データは多少おかしくても問題ないだろう』

自分が一度生み出してしまったデータが、後でどんなことを引き起こしてしまうのか、ファクト(事実)を的確に反映していないデータにより、どれだけのダメージが会社にもたらされてしまうのか、そういう考え方がトップから末端の現場まで行き渡っていない、まさにデータマネジメントの欠落があったのではないかと想定します。

逆に、「うちのデータマネジメントは万全なので、このデータを見てください。大丈夫ですよ!」と胸を張れる会社は、「うちはデータは間違っていますけど、工事はちゃんとやりますよ」という会社と比べられた時に、お客様がどちらの会社を選ぶかと言えば自明の理ではないでしょうか。
データは「凶器」にもなり得れば、「競合他社に勝つための強力なビジネスの武器」にもなり得るのです。

大切なことは、これだけITが企業活動にも個人の生活の上でも浸透した今日、データが「凶器」にならないように管理・ガバナンスを行い、さらにはデータを価値ある経営資源として大切にする文化、活用していく組織的な取り組みを行っていくことこそ、あらゆる日本企業にとって重要だと痛切に感じています。
この悲しい一連の改ざん事件を単なる業界固有の問題とせずに、自社のデータマネジメントを改めて点検することに着手する尊い契機とすべきではないかと考えます。

『ストップ!データ軽視』
『データマネジメントにより、データを「凶器」ではなく、「ビジネスに勝つ武器」にしましょう!』

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

【リアライズ通信(201509)】 [仕事]

また久しぶりのブログ投稿になります。
日々の徒然の出来事や公私共々のご報告はFacebookhttps://www.facebook.com/koshi.onishi)で・・・
ちょっとまとまった(ちょっと堅目の・・・)リアライズ社長としての情報発信はこのブログで・・・
というスタイルに段々なってきた感があります。

それがまた変化するかもしれませんが、当社の事業やデータマネジメントにまつわるマーケット動向などについては、引き続きこちらのブログで書き綴っていこうと思います。
皆さま、今後ともお付き合いのほど宜しくお願いいたします。

突然の話題となりますが、最近仕事のための情報収集を行っている過程で、以前私が書いた記事を見つけました。
署名を見ると「2010年」、もう5年も前に遡る古い記事でしたが、「当時、自分が何を記そうとしたのだろうか」という単純な興味本位の動機から、仕事の合間に斜め読みをしてみました。

以下はIT Leadersの特集記事として、4回にわたって連載いただいたものです。

裏話としては、当初「第9回」までを執筆する目論見でしたが、社業があまりにも忙しくなってしまったのと、(社)日本データマネジメント・コンソーシアム[http://japan-dmc.org/]の旗揚げで忙殺されていたため、一時中断していました。
結果的に、お恥ずかしながらそのまま機を逸してしまって、この第4回までで連載はストップしてしまいました。


【特集】データマネジメント-“活用されるシステム”の極意

経営を左右するデータマネジメント 第1回

不明確なデータ入力ルールが、システムの活用を阻害する 第2回

データマネジメントの全体最適化は、組織間でのデータ連携から 第3回

突然の事業環境変化にデータマネジメントを対応させる 第4回


改めて、私の主張は5年前も今もまったく変わっていないことに驚かせられました。
そして10年前からも、変わっていないと思います。

問題の根源は、今も昔も将来にわたっても、ITやテクノロジーがどれだけ進化しても、データを生み出すのが「人」である以上、何ら変わらない。
5年もの歳月が経った今読み返してみても、手前味噌ながら、多くの企業において未だ解決されずに残っている課題を言い当てていると思います。

「攻めのIT」「データドリブン経営」「カスタマー・ジャーニー」・・・
こうしたキーワードが広く巷間に出回っていますが、「その判断やアクションの源泉となる”データ”が本当に正しいのか、意味が合っているのか」という古くて新しい本質的な問題の解決が先決ではないでしょうか。

この問題がずっと企業・組織に残り続ける理由は、「データの健康状態を良くするために特効薬はない」からです。

よく問題のすり替えが起こりがちですが、××ツールを導入してもシステムを作り替えても、それだけでは決して解決されません。
特効薬がない以上、データの健康状態を良くするための地道なルール・横断的な運用体制作りやデータクオリティを担保するための取り組みを営々と続けていくしかありません。

逆に、自社内のデータの問題に気づいたらいち早く取り組みに着手しなければ、日々のビジネスの中で時々刻々と「活用できないゴミデータ」が増え、問題は深刻化するばかりといえます。

「攻めのIT」に使えないデータ、
「データドリブン経営」に使えないデータ、
「カスタマー・ジャーニー」に使えないデータ・・・
IT業界発のキーワードに惑わされることなく、これらの根源的な問題と向き合うことが、ビジネスにITを活かすための唯一の処方箋です。

「絵に描いた餅」ではなく、データと向き合う地道なワークを通じて、真にビジネスで活用できる「健康優良データ」を組織的に生産し続けることが当社の創業以来の理念・ミッションであり、これからもずっと、この本質的な問題に気付いたお客様のパートナーとして、その解決を力強く支え続けてまいりたいと考えております。

過去を知って、今を知るために。
偶然出会った過去の記事から、思うところを書き綴ってみました。
最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

【リアライズ通信(201506)】 [仕事]

みなさま、本ブログでは、大変お久しぶりです。
複数のお客様やパートナーから『めっきりブログの更新がないので、寂しいですよ』というお声を聴いておりました。

最近はFacebookでの書き込みが多くて、多忙に感けてブログ側の更新がどうしても手につきませんでした。
ご無沙汰をいたしまして、申し訳ございません。

前回ブログを更新してから結構時間が過ぎてしまい、思い起こすにつけ「あんなコトもあった、こんなコトもあった」と、筆が大変に重くなりますゆえ、最近思うところを徒然なるままに書かせていただくことをご容赦くださいませ。

昨今、『なぜITとマーケティングの協業はうまくいかないのか?(ITmedia)』といった、『IT部門はもっと事業部門との距離感を縮めていかねばらなない!』という強い論調のオピニオンが広がっていると感じます。

『近年、経営や業務課題に対して、ITを活用した積極的な貢献がよりいっそう期待されているが、このニーズに十分に応えられているIT部門は決して多くはない。
(中略)
このままでは、期待が高まる「クラウド」や「ビックデータ」などの競争優位や成長をもたらす「攻めのIT」は、従来のIT部門ではなく、他の部門が担うことになってしまうかもしれない。
こんなタイミングだからこそ、IT部門のあり方や立ち位置を今一度考え直す良い機会と考える。
これまで得意としてきた社内の業務効率化やコスト削減のような「守りのIT」とは異なり、競争優位や成長をもたらす「攻めのIT」について、具体的にどのように推進すべきかが分からないということが、多くのIT部門が抱えている共通の課題ではないだろうか。
つまりは、IT部門の担当者が「何をどのように考え」、「どこから手をつけて」、「どのように推進していけばよいのか」を把握できていないということだ。
同時に、担当者にとって日々のシステム保守・運用業務で手一杯という現状は、「攻めのIT」に向かう足枷にもなっている。』
とあり、やはりどなたも口を揃えて『このままのIT部門ではビジネスに貢献できない!』『これからのIT部門は”攻めのIT”をやっていかなければダメだ!』という危機感が謳われています。

また、そうした現状の背景を裏付ける事実か、最近のガートナー社の調査では『ビッグデータ、日本企業の活用は6%だけ』という結果が出ており、『日本企業のビッグデータへの取り組みの認知度は約9割に達し、約3割が関心を示しているものの、活用しているのは6%にとどまった。
活用度合いは前回調査(2013年)に比べて微増し、特に「一部で活用している」と
の回答は2ポイント上昇した。
ただし、「検討している」との回答はほぼ横ばいだった。
(中略)
IT部門とユーザー部門の連携の弱さがアイデアを見いだす上での大きな壁となっているようだ。』とされています。

自社のビジネス、売上に貢献するIT活用が現状できていないのは、『売上を上げるという感覚が持てないIT部門とITを理解しようとしないマーケティング部門の対立構造が原因』としている記事が数多く見受けられ、ITよりのメディア『IT部門はクラウドで保守・運用の仕事がなくなるよ』といい、マーケティングやWebよりのメディアは『マーケッターもITについてもっとハングリーにならないと、IT側の人に仕事を取られるよ』というホラーストーリーを仕立てあげ、IT部門やマーケティング部門で実業務に携わっている読者の方々がどんな気持ちでこの論調を見ているのだろうか、と素直に気になってしまいます。

確かに、データマネジメントの推進・定着化により企業・組織のビジネスへのデータ活用を支援している当社としては、眼前でエンドユーザー部門とIT部門の目線の違いや取り組みへの温度差、目的の意識違いなどに遭遇することもあります。
往々にしてIT部門は、「どんなビジネスアクションに役立つデータが出来上がるのか?」よりも「どんな機能を持った基盤をつくるのか?」に関心があり、場合によっては目的が「システム導入」にすり替わってしまうようなケースもあります。
しかしながら、私は抽象的にお互いのことをもっと知り、歩み寄ろう、といった精神論だけでは事は何も好転しないと考えています。

なぜか?
理由は簡単で、ITのプロフェッショナルがいて、マーケティングや営業企画のプロフェッショナルがいるだけではなく、『データのプロフェッショナル』が必要だからです。

閉じた系(単一システム)の中での活用であればいざ知らず、オープンデータやソーシャルデータなどの外部のビッグデータなども取り込んで、自社もしくは自社グループのお客様を「個」として捉え、様々なタッチポイントにおける行動(店舗、Web、スマホ、ソーシャル、コールセンター、紙カタログ、ダイレクトメール、メルマガ、アンケート、資料請求、配送、保守など)を精緻に把握し、その関係性を改善したり、ロイヤリティを高めていくための連綿としたPDCA活動を行うためには、ただ単に各タッチポイントで産み出されているデータをかき集めてきて、分析基盤に入れ込むだけでは何の活用もできません。

様々なシステムに、そもそもどのような意味のデータが、どのような状態で存在するのかを的確にアセスメントし、それらのデータを紡ぎ合わせ、その意味を正しく揃えることによって、はじめてマーケッターや企画者が目的に合った形で有効にそれらのデータが活用できるようになるのです。
意味や粒度が合っていないデータをいくら寄せ集めてきても、そこから導き出す仮説は砂上の楼閣であり、マーケティング部門とIT部門をつなぐ共通言語である「意味が理解できるデータ」を築き上げ、維持していくことがまずファーストステップだと考えます。

この地道でも重要な『データ活用の前工程』を担う『データのプロフェッショナル』の所在は、マーケティングなどのユーザー部門の中にあっても、IT部門の中にあっても、その機能を適切に果たすことができ、その存在を会社や経営層が認めてくれているのであれば、私は正直どちらでも良いと感じています。

「攻めのIT」とは、「ITから産み出される“データ”を使って、自社のビジネスを競合より差別化し、自社の顧客との関係性を改善・強化していくこと」に他なりません。
コマツさんやセコムさんなどの事例を引き合いに出すまでもなく、ITを使った自社の製品やサービスの差別化は経営者にとって喫緊の命題となっており、その経営者の期待に応えるのは「そうしたデータへの問題意識、挑戦するスピリット」をもった「ビジネスリーダー」であり、そのリーダーがどの部門に所在するか、ということだけだと考えています。

ITの進化と日常生活や業務の隅々までの普及により、本当に様々なお客様の行動がデータで把握できるようになってきたこの時代に、それを活用しないなんてあまりに勿体ない。
当社のお客様企業では、「データのプロフェッショナル組織を立ち上げ、エンドユーザー部門とIT部門の触媒として、データのビジネス活用を全社的に推進しよう」ということで、多くの取り組みが始まっています。

データをビジネスに活用したいエンドユーザー部門と、データ活用の基盤づくりや定着化を推進したいIT部門との『狭間』には、データがあります。
そのデータと向き合う『データのプロフェッショナル』をもっと日本企業の中で増やしていきたい、そういう思いを強く再認識している今日この頃です。

この私の主張には、賛否両論があるかもしれませんが、データ活用の現場で闘う者の実感として思いのたけを書かせていただきました。
是非、皆さまからもご意見・ご感想をお聞きすることができたら、本当にうれしいです。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

【リアライズ通信(201503)】 [仕事]

ここ最近社内でうれしい動きがありまして、今回はそのご報告をさせていただきたいと思います。

まず一つ目。

2月末に、社内ベンチャー時代から17年という長きに渡って入居していたTB豊洲ビルを離れ、木場の新しいオフィスに移転しました。

社内のことで恐縮ですが、関係した社員たちが少しでもコストをかけずに働きやすいオフィスのレイアウトを検討したり、新しい会議室の名前を公募したりと、自分たちの業務が忙しい中でも自発的に取り組み、無事に移転を完遂させてくれたことを心からうれしく思っています。

また、たくさんのお祝いの品やお花を多くの企業様から頂戴しました。
本当に有り難く、この場を借りて深く御礼申し上げます。

新しい環境は、新しい発想やチャレンジをするのには大切なコトですね。
どうしても目の前のビジネスばかりに気を取られがちですが、オフィスの模様替えや季節折々のイベントの際に視界に入る風景を少し変えるだけでも、随分と気持ちや頭の働かせ方を変えることができるのではないか、と改めて気づくことができました。
 
 
次のうれしかった出来事の二つ目。

オフィス移転で、これまで2フロアに分かれていた社員が1つの広いフロアに全員集まることができるようになりました。
その所為も手伝ってか、社内で自発的に改善意見が出し合われたり、ワイガヤで議論するような雰囲気がより強まった感があります。

たとえば、「新聞紙面でこういう情報があったが、うちのビジネスにこう関連する」という情報のシェアが自然に行われたり、「新しいビジネスのアイディアがあるが、それに有志で取り組まないか」といった声が上がったり。

私が理想とする会社の像は、一人ひとりが指示されて「やらされて」動くのではなく、どんどん社員自らが「こうしたい」、「こうすべきだ」を現場から出し、自律的に社員一人ひとりが成長し、それが会社全体の成長に繋がっていく組織が創りたいと、ずっと思ってきました。

今の幹部クラスだけでなく、その次の世代を担うリーダーたちが伸びていく環境づくりをすることこそが私と現幹部の使命であり、会社の中にそうした芽がはぐくみ始めていることに、この上ない喜びを感じています。


今回は身内の話題ばかりで大変申し訳ございませんが、とっても嬉しい出来事が続いたので、シェアさせていただいてしまいました。

それでは、またこのブログで、私のビジネスでの「徒然」を適宜情報発信していきたいと思います。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

【リアライズ通信(201501)】 [仕事]

2015年を迎えるにあたり 
ビジネスとITをデータでつなぐ-もはやデータマネジメント不在は許されない時代に~

新年、明けましておめでとうございます。
皆さま、旧年中は大変お世話になりました。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

2014年4月にアップして以来、リアライズ社長ブログの更新を滞らせてしまいました。
誠に情けないお話しですが、社業が激しく多忙を極めていたため、この社長ブログで筆を執ることができませんでした。
これまで読んでくださっていた皆さまには、ご心配をおかけしまして、申し訳ございませんでした。深くお詫び申し申し上げたいと思います。

『Make IT Real Business』~ITをビジネスのために役立てるには、その中の"血液"であるデータを的確にマネジメントしなければならない~という企業理念のもと、当社は創業から一貫してお客様の情報活用を支援するトータルサービスを提供して参りました。
ここ数年注目されていた「ビッグデータ」というキーワードが沈静化してきつつある中、「オムニチャネル」「データドリブン」「オープンデータ」といった新たなIT用語が生まれてきています。そうした“流行り言葉”に当社は一切迎合せず、本質的な「お客様のデータをビジネスに活用可能な状態で維持・進化させる活動」だけを愚直に続けています。

たとえば、「オムニチャネル」を実現するためのアプリケーションやツールは世の中に出回っていますが、例えば商品マスタや顧客マスタが、販売管理システムは販売管理システムの中に、ネット通販システムはネット通販システムの中に、コールセンターシステムはコールセンターシステムの中に、SFAシステムはSFAシステムの中に、それぞれ連動せずに格納されていたり、コードもバラバラで散在していることがほとんどです。
結局、これらのデータの値の意味や精度、鮮度、粒度が異なっていたり、複数システムにまたがって存在するお客様を同一のお客様であると識別できるデータの「土台」ができていなければ、それぞれのタッチポイントでお客様がどう行動しているかを正確に把握できません。
そうした状態では、オムニチャネルの本質であるネットとリアルを融合させた新たな顧客体験などを提供することはできないのです。

今の著名なコマースサイトを比べてみてください。
ユーザインタフェースは、ほとんどどのサイトもコモディティ化して機能的な違いはほとんどありません。
違いが出るのは「データ」-その商品の良さや特徴をパッと見で端的に伝える情報や、きれいな画像、ほしい商品を探したり、絞り込んだりしやすいカテゴリスペック、購入後の利用シーンを想起しやすくするためのエピソードなど、システム(器)ではなく、データ(中身)をいかにリッチにするかが問われているのです。

私は同じ主張をずっと繰り返し続けていますが、ITはお客様もしくは、お客様の先にいるお客様の行動をより良く変えていくための手段に過ぎず、導入が目的ではありません。
そこに気づき、ITとビジネスをつなぐデータを組織横断的にマネジメントし、ビジネスに活用していくための新たな組織である-データマネジメント部門を立ち上げようという先進的な企業が、少しずつ目に着くようになってきました。
メガバンクではバーゼルⅢの規制対応に端を発した取り組みになっていますが、業種業界を問わずこうした動きが広がりつつあります。
IT部門と業務(利用)部門の間におけるデータ活用の橋渡し役として、こうした組織の新設が一つの大きなうねりになっていくでしょう。
スマホやモバイルデバイス、センサー、ソーシャルメディアなどの普及と進化により、お客様の行動やプロファイルがこんなにも手に入りやすくなっているのに、そのデータから価値を引き出して使わないなんてどんなに“MOTTAINAI”ことか。
データマネジメントの不在はITをビジネスに活用できないことと同義であり、IT部門の存在意義も問われてきています。

データマネジメント部門はどんなミッションを持ち、どのような活動計画で具体的な取り組みをしていけば良いのか、組織を横断したデータを生み出し、流通させ、活用・保全していくためのルールをどう敷設すれば良いのか、社員の教育をどうすれば良いのかなど、組織立ち上げと活動の定着化に至るまでの道のりは決して平坦ではありません。
その期間も、「3ヵ月」といった単位ではなく、複数年にわたっての中長期的な取り組みになります。
その道をお客様と一緒に切り開いていくためのノウハウやプロシジャーを当社は創業以来、ずっと蓄積し、磨き上げてきましたので、この領域で当社は他社が追随できないオンリーワンの価値を提供できます。

2014年は、こうしたデータマネジメント部門の立ち上げ・推進の支援を構想策定フェーズからコンサルティングし、プランを実行していく顧客案件が徐々に増えてきた元年となりました。
お客様と実際にデータマネジメントを社内に定着化するための活動をご一緒していくと、個別の組織や業務を優先させ、システムが濫立してしまっている現状を目の当たりにします。
その問題の根深さと影響の大きさに逡巡することもありますが、もはやその状態を放置することは日本の企業・組織にとって許されない領域まで差し掛かっていると実感します。
新しい2015年を迎えるにあたり、この領域でお困りのお客様をより多くサポートしていけるように、ノウハウのテンプレート化やパッケージングをさらに進めて、データをビジネスに活用したいと真剣に考えていらっしゃるお客様を強力にバックアップしてまいりたいと考えております。

部門ごとの既存業務処理の効率化のためのITから、ITから生まれるデータをいかにビジネスに活かすか(=攻めのIT)が問われてきている今、『ビジネスとITをデータでつなぐ』-当社のゆるがない企業理念、事業コンセプトをとことん集中・特化させ、「とんがった存在感」をもっと前面に出していきたいと決意しております。
引き続きお客様と一緒に、「データを企業にとっての重要な資産として、その価値を高めることが大切」という文化を創り出し、全社員一丸となって『データマネジメント』を普及・定着化させるために、新年も取り組んでまいりたい所存です。
 
当社は『情報から価値を生み出す真のバリュークリエーター』として、データを磨き、使い倒して現状を変革していこうとしているビジネスリーダーの皆さま方とともに、「器(システム)」ではなく、現実の「中身(データ)」とそれを生み出す組織の問題と真剣に向き合い、闘い続けていきたいと思います。 
本年もどうぞ、宜しくお願いいたします。

2015年1月1日
株式会社リアライズ
代表取締役社長
大西 浩史


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

【リアライズ通信(201404)】 [仕事]

■リアライズ通信201404

この4月から新しい年度が始まりました。

先々月、先月と、このリアライズ社長ブログはお休みをしてしまいましたが、当社にとって非常に重要な案件の対応に関わっており、加えてお客様からのデータをビジネスに活用したいといった引き合いや、複数のパートナーリング・提携依頼が目白押しで、土日も含めてほぼ自分の時間が取れませんでした。

一部の方々から「社長ブログ、どうしたの?」と、ご心配の声をいただいてしまい、アップデートが遅れてしまったことをお詫びいたします。

新年度にあたって、2014年度は当社中期経営計画の2年目にあたる年であり、基本戦略やさらにその先に当社が目指したい姿については何らの変更も生じていないため、弛まない地道な実行・実現を続けていきたいと考えております。

進むべき・やるべき方向性には何ら変化はありませんが、やり方・アプローチは抜本的に変えたいと考えています。

なぜ、やり方を変えるか、それは日本企業のマインドが『アベノミクスがうまく行かず景気が悪くなったり、リーマンショックのような急激な経済縮退の時代が訪れた際にも、お客様に逃げられたりせずに良好な関係が保てるように、自社の様々なタッチポイント(基幹系販売管理システム、Web受注システム、SFA/CRMシステム、コールセンターシステム、など)で、個々のお客様がどう行動されているかを適切に把握し、お客様のロイヤリティを高めるためのアクションを打っていきたい』というニーズへ大いに盛り上がっていると実感しているからです。

一般紙の新聞紙面などでも取り上げられることが多くなった「オムニチャネル」などは、まさにリアルやネットのマスタデータやトランザクションデータ、顧客行動データを有機的に統合し、顧客の新たな買い物体験を様々なタッチポイントで提供していくものであり、『データマネジメントの戦略と実行の塊』といって過言でないでしょう。

従来のような少しずつ少しずつ事業を成長させるやり方では、こうしたお客様のニーズの高まりにお応えしていけないと強烈な危機感を抱いたため、抜本的に商品力や実行力を強化するところに経営資源を投下し、より多くのお客様とデータを活用したビジネスの成果を共有・共感できるようにしていきたいと決意した次第です。

この決意は、ある意味これまでのやり方を自己否定したり、壊してもう一度創り直したりすることにつながるため確実に痛みを伴いますが、その軋轢を恐れていては急拡大しているマーケットニーズに対応できません。

当社リアライズは、創業以来の企業理念-「Make IT Real Business」~高度化とともに複雑化を遂げるITを実際のビジネスと調和させ、真の目的である業務の合理化や戦略化を実現するためには、システムの中に流れる「血液」、つまり、「データ」の可視性や再利用性、信頼性等を高めることが最大の課題です。こうした課題を解決するため、お客様のデータ資産の付加価値を高め、リアルなビジネスを加速させる
-Realizeは、ITをRealに活かせるものとし、情報社会の活性化、ひいては豊かな社会の実現に貢献していきます。-を決してぶらすことなく、恐れず弛まずに自己変革を進めながらお客様にご提供できる価値を高めていくよう、2014年度も邁進してまいります。

事業戦略の詳細までは書けませんので、2014年度の当社事業方針の思いとして、自らの決意のためにも。
今後とも引き続き、「データマネジメントといえばリアライズ」にお任せください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

【リアライズ通信(201401)】 [仕事]

■リアライズ通信201401

新年、明けましておめでとうございます。
旧年中は多くの皆さまに大変お世話になり、支えていただきました。
本当にありがとうございました。
本年も、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

新年のご挨拶方々、この場を借りて本年の所信表明を述べさせていただきます。

2011年11月の独立会社化10周年を期に宣言した三つの取り組みの方向性~グローバルデータマネジメントへの対応Integrated Valueの追求データマネジメントの概念の普及・定着化~について、弛むことなく初志貫徹で今も取り組んでおります。

2013年度はこの3つの取り組みの方向性に基づきトップダウン&ボトムアップで決定した中期経営計画の1年目、以下の3つの基本施策を着実に実行しています。

1)『一気通貫』サービスの具体化
データの「器」だけではなく、データそのものの「中身」について、そのライフサイクル全体を通じて価値を高めていくためのソリューションをよりわかりやすい“カタチ”で、『一気通貫』のサービスとしてご提供できるようにすることです。
『現状のお客様のデータをアセスメントし、具体的にどういう課題があるのか、それをどういう品質のデータにレベルアップすることができれば、どのようなビジネス上のメリットが享受できるか』というコンサルティングから、あるべき姿のデータ状態の設計・統合・構築サービス、定義した『良い健康状態のデータアセット』を継続的に維持・向上・ガバナンスするためのデータ運用サービスまで継ぎ目なく提供する商品を明らかにしていきます。

2)マーケティング・営業力の強化
一気通貫サービスの『カタチ』をはっきりさせることにより、『それをどのようにお客様にお届けすべきか』が自ずと明確になります。
我々は、日本データマネジメント・コンソーシアム[JDMC]での主体的な活動などを通じて徐々にその存在感を高めておりますが、まだ「知る人ぞ知る」であり、認知度の高い会社ではありません。
お客様やマーケットに対するメッセージをより鮮明に打ち出していくとともに、洋の東西を問わず理念が共有・共感できるパートナーとのアライアンス、コラボレーションを積極的に実施していきます。

3)人財・組織の強化
言わずもがな、当社のデータマネジメントサービスを担うコアは、お客様のビジネスのためにデータの価値を高めることができるプロフェッショナルたちです。
その人財たちが自律的にチャレンジし、組織の力をより強化していくための舞台装置として、人事・評価制度のリニューアルや育成・研修制度のブラッシュアップ、幹部人財への大幅な権限の委譲や積極的な任用などにも取り組んでいます。
増加する一方のお客様ニーズに対して的確に応えるためにはメンバーがまだ全く足りていない認識であり、人財の新規採用も積極的に行っていきます。


毎年、対外的に語る内容と対内的なそれと、当社はまったく変わりがありません。
これらの基本施策は軸をぶらすことなく、継続していきたいと思います。

この基本施策の着実な継続に加えて、新しい2014年は『これまでの発想の枠に留まらない、延長線上ではない、”新しいチャレンジ”をやり遂げたいと心に決めました。
何度かこのブログでも触れているとおり、様々なデバイスから日々ビッグデータが生み出されている時代に、自社顧客への格段に精度の高いレコメンドやリアルとネットを融合させた顧客体験価値の高い接客サービスなどを実現するためには、必ず『うちなるデータ』-スモールデータやミドルデータが活用可能な状態であることが必須になります。

そうした『うちなるデータ』の最適化に10数年におよびお客様と共に取り組んできた当社は、せっかく本当に良いポジションと実績を有しているのにも関わらず、その事実や実力をお客様やマーケットに対して広く知っていただけていないのではないか。
毎年の事業計画的には安定していると言えばそうなのですが、小さく優等生的にまとまり過ぎているのではないか。

この年末年始にできた思索の時間の中で改めてそう痛感し、反省しました。

これまでエンタープライズ全体の情報という視点ではなく、部門ごとの個別業務プロセスの要求から構築されてきたシステムに登録・流通・蓄積されたデータが、企業・組織の変化対応力を低下させてしまっていることを私は様々な場面で何度も何度も指摘してきました。
リアルを含めた本当に様々なタッチポイントでお客様との関係をつなぎ、メディアや店舗の制約を超えてこれまで実現できなかった新しい顧客体験価値を提供できる最適なサービス-昨年末から新聞紙面を騒がせている『オムニチャネル』の本質は、まさに私がずっと主張してきた「データマネジメントへの“攻め”投資そのものであり、その成否が事業の成功・失敗を左右する時代が目の前に来ています。

こうしたパラダイムシフトが眼前に迫ってきた中で当社はそのメジャープレイヤーになり得る資格があり、「チケット」を持っているのに、これまでと同じ視点の高さ、視野角の広さで臨んでも小さな成功に終わってしまうとの強い危機感を抱いています。
経営者である私が、大きな跳躍のためにこれまでにないチャレンジをしていこうというスタンスでなければ、小さくまとまってしまいます。
だから、チャレンジの結果としては様々な試行錯誤やリスクも伴いますが、2014年は内外に対して「思い切った挑戦の年」と宣言することで、退路を断った実行を誓いたいと思います。

そして引き続き、「データを企業・組織の重要な資産としてその価値を高めることが大切」というフィロソフィーをお客様と共感・共有しながら、徹底的な執念と志をもって、さらに社員一丸となって、お客様と一緒にデータマネジメントの実践とビジネスへの貢献に向けて新年も尽力していきたいと決意しております。

新年もどうぞ宜しくお願いいたします。

2014年1月6日
株式会社リアライズ
代表取締役社長
大西 浩史

nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事
前の10件 | -

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。